ここしばらくOracle 10g(10.1.0.2.0) for Windowsのトライアル版をお試ししてるんですが…。
- [×] Windowsのローカルセキュリティポリシーで「バッチジョブとしてログイン」を有効にしないと認証されなくて、DBのopenもできない。
- [○] EnterpriseManagerやSQL Plusが完全にWeb化。とても管理・設定しやすい。
- [○] EnterpriseManagerの「最新の既知の状態」や「パフォーマンス」がグラフィカル(SVGかよっ)で大変わかりやすいかも
- [×] 相変わらずOracleInstallerはJavaアプリケーション。ClientやODBCDriverをインストールするだけでも、Sun JRE1.4.2._03が問答無用でインストールされ、あまつさえ環境変数%PATH%に勝手に追加登録される。既にJDKがインストールしてあった場合、OracleのJREの方が優先されちゃって、Tomcat(JSPコンパイラ)が動作しない、なんて現象が起きちゃう。
- [×] やっぱり、Net8等の設定は面倒くさい。もっとシンプルにならんかね?
- [△] 同一ユーザに、DBA権限とSYSDBA権限の両方を与えると、いろいろできなくなっちゃうようだ。ユーザ分けないといけないのですかね? 9iもそうだったのかな?
- [×] Oracle Standard Edition Oneが利用できる対象ハードウェアと価格体系は、あまりにもMicrosoft SQL Serverを意識しすぎではないか?
全般的に、ひどく面倒に感じる。やっぱり一度MySQLの容易さ、軽快さにとりつかれてしまうと、他のDBMSは面倒に感じてしまう。中小規模案件であれば、今のOracleやDB2の「ウリ」な部分は、コストメリットがでないのかもしれない。