XFree86はバージョン4.4.0からライセンスが変更され、旧式のBSDライセンスの宣伝条項と同等の条項が含まれている為、GPLの頒布条件 (第6項) と相反することになっちゃったんですね。ってことは、XFree86関連のソフトウェアは、GPLのプログラムとリンクして配布する事が出来なくなる恐れがある、と。そりゃ結構大変になる人もいますね。
ということで、パッケージする側では、XFree86オリジナルから、X.OrgのX11にリプレースするという動きがあるようです。X.Orgは元々、X関連の規格などを制定していたXコンソーシアムの後継組織なんだそうな。XFree86と統合するという話もあったらしいのですが、ご破算になったようです。
で先日、X.orgがX11R6.7を出しちゃいましたよ、と。XFree86-4.4.0 RC2をベースにかなりの改変が加えられているそうな。
なんで、そんなケッタイなことになっちゃったんでしょうか?どうなっちゃうんでしょうね?
2004.4.15 (Thursday)
X Window Systemの行方
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