YOMIURI ON-LINE と asahi.com より。
「原子力のページ」 と 「原子力情報なび」 の構築・維持だけで10億円ですか…。なんだか怒りを通り越して呆れるしかない。
Webサイトの構築・運営維持にそれだけの費用が必要なのかどうか、あるいは、PR用のWebサイトがそれほどの費用をかけるべきものなのかどうか、ということも問題だが、なにより、そうしたいい加減な財務体制を監査する仕組みが何故機能していないのか?という部分が腹立たしい。なんで事前にチェックできないの?営利企業じゃ、そんなことありえねぇっすよ。
また、こういった問題は、事が起こってしまってから国会議員あたりが公にして、世論が動いたときだけ対応されてるような気がする。つまり、マスコミが騒がなければ、大抵うやむやにされてませんか? さらに、対応されたものも付け焼刃でしかないから、似たような事例が再発してるでしょ? 問題が発生したら、他所でも再発しないように横展開する、なんて基本は、新人プログラマでも知ってますよ。
官庁内の実際は、いろいろ障壁があるのかもしれないけど、じゃぁその障壁を排除する努力を見せてください。
政治への興味をなくし、報道の言いなりになっている大衆にも問題あるけど、官庁の金銭感覚は本当に目に余る。そういえば、官庁絡みのシステム案件って、実際やっぱり見積もり大目だなぁ。ISO基準を満たすためかなんか知りませんが、自動生成したドキュメントを無駄に印刷して数百万もらえちゃうし…。そんなんじゃ、国家財政も破綻しますって。
[追記] こんなのもあった。「余る電源特別会計」(asahi.comより)