オープンソースのCMS(Contents Management System)が企業でも使われ始めたという話を聞いて思うことは、Webコンテンツの管理はもっと簡単にできなきゃダメだな…ってことです。
例えば、当サイトは、blog、wiki、WebDAVの3つを併用して、HTTP経由で全てのコンテンツ管理ができるようになってます。サーバPCのデスクトップから操作が必要だったり、従来型のFTPによるファイルアップロードでは、面倒くさくてやってられませんよね。
しかるに、うちの会社内の共有情報が掲載されているWebサイトなどは、「チマチマとHTMLを手書きして、ファイルアップロード」なんて古臭い仕組みのままで、しかもまともな全文検索システムもないもんだから、欲しいコンテンツがどこにあるのか、自分の目で探さないといけない、なんていうWeb Accessibilityを論ずる以前のひどい状態です。Web技術をコンピタンスと捕らえているとか言いながら、世間様よりも後ろをのんびり歩いてますがな(++;;
便利なコンテンツ管理システムは、えてしてセキュリティの強度低下になりかねないので、現状、使いどころは考える必要はあるでしょう。けど、社内の共有情報のような、更新率が高く、即時更新が要求されるコンテンツに導入する気がないって姿勢が私には理解できません。