今敏監督の「千年女優」と「妄想代理人」の1話、2話を見ました。
ネットでは酷評が圧倒的な「千年女優」ですが、私は楽しめましたよ。「おもひでぽろぽろ」みたいな演出とストーリー感が、個人的に好ましく思いました。まぁ、ヒロインの強烈すぎる"一途さ"にはそら怖ろしいものを感じざるを得ず、そのために作品のロマンティンクでpureな感じが損なわれてるとは思いましたけれど。
「妄想代理人」は、オープニングアニメが狂気満々で不気味です。で、期待してストーリーを見ていくと、全然つまらないんですけど…(^^;; 見る方としては、ストーリーのどこに注目すればいいかさえわからない。 まだ、1話、2話だから? でも、ストーリーを分割構成するなら、それぞれにある程度spectacleを載せるのが視聴者に優しいはずですよね。
総合して、この人はディレクターであって、作家ではありえないんじゃないの、と思いましたね。