夕刊フジで北陸地方を紹介する記事に出会った。具体的で興味をそそる好い記事だと思う。
北陸地方出身の私としては、「CMが先行してるだけで、その実態はどうなの? 環境客はホンとに楽しめるの?」なんて、厳しく見る傾向が強かった。職場でも、氷見の刺身や河北潟の野鳥、黒部ダムや蜃気楼などを目当てに観光される方がいらっしゃるようだが、観光地としての受け入れ態勢等はイマイチな地方だと思う。
しかし、今回の記事を読んで、「観光」という事象についての考え方を少し変えた。受け入れ側がレジャー施設なんかを作って「さぁ、どうぞ!」と手を広げるだけが観光じゃない。それぞれの人がその土地でその人に合ったものを発見すればいいだけなんだと。要は「客マター」なんだな。 そのためには、受け入れ側は、「素」のままをさらけ出すだけで好いんじゃないかと。大切なのは、その土地独自の「何か」を確立し、それを楽しんでもらうことなんだと。
……考えてみりゃ、当たり前か。 ようやく私も、その辺が実感できてきたってことかな。
2006.7.12 (Wednesday)
北陸の魅力
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