21日に提出される、政府税制調査会の個人所得課税に関する報告書は、報道されている通り、サラリーマンにとって厳しいものになりそうですね。
個人的には、「ギャンブルの払戻金や退職金に対する課税面での優遇見直し」はまだいいとしても、「扶養・配偶者控除の見直し」というのは、どうなんだろうと思っています。その部分の「不公平感の是正」が優先事項とは思えません。
それに、一般消費者からの大型増税は、また不況スパイラルに陥る可能性がありますよね。小泉政権になってからいきなり税収が減ったのも、そうした施策が影響したのではなかったか?
「夕刊フジBLOG」では、「怒れ!サラリーマン」というカテゴリーを新設し、サラリーマンの皆様からの「怒りの声」を募集するそうです。確かに、政府執行部に対する不満があるなら、アピールしないといけないとは思いますね。