日経Ventureより。
私の結論から言えば、「商品は作り手のもの」である。作り手が作りたいものを作りたいように作り、その製品を売りたい人が売り、買いたい人が買うのがよい。
(中略)
物を作るときにその動機が「お客さまに喜んでいいただけるもの」すなわち「売れるもの」になっては、世の中に生まれ出る物はつまらないものばかりになってしまうのではないだろうか。
なんとも、ベンチャー向けの記事ならではの言葉だなと思いました。
商品の多様化・活性化という意味においてはおっしゃる通りかと思いますし、できるなら、そうした考えに基づくモノづくりの存在は好ましいとも思うのですが、実際、買われないモノはあっという間に自然淘汰されてしまいますよね。大企業すら、在庫を抱えることを怖れて、数量を限定して生産することが当たり前な時代に、ましてや中小企業にそんなことができる体力があるところがどれだけあるか… (^^;;