非常に興味深い読み物でした。
・ケーキ作りはサイエンスで煮物はアートである
・アートは非線形かつ多変量の複雑系
なるほど、actionをprogrammingされた機械というのは、正確な分量と工程の結果として、寸分たがわぬcakeは作れても、経験は蓄積しないから、美味しい煮物を作ることは難しい、と。
「いやいや、ケーキ作りにも気候とか変動要素が…」とか下世話なツッコミは置いといて、とてもわかり易い rhetoric だな~と感心。
その上で、「deep learningってやつは経験し学習する」のであるから、感性へと至る一歩なのかもね、と考えさせられます。また一つ敷居を超えたことによって、そのvectorの先が想像できるようになり、「人間にとってAIは危険な存在になり得る」論とかが出てくることを実感できますね。
こういう発想を簡潔に表現できるようになると楽しいでしょうね。
[元記事]
・理科系はパーティでケーキ作りに挑戦しよう | ソロモンの指輪〜「本能と進化」から考える〜 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 [2018/10/03]