「電子決済(*** pay)は、それぞれ全く別物」ということに、最近まで気が付いていませんでした。「運用主体が違うだけ」で「やってることは一緒でしょ」って感覚でした。
でも、Google Pay、Line Pay、楽天Pay、そしてkyashを導入してみると、異なるものだと認識を改めました。
Line Pay、楽天Payは、News番組でよく報道される"QRコード決済"そのものです。以前にも述べましたが、ユーザー視点でFelicaと比べると、手間が増えるだけでメリットを感じません。お店視点で診たときに、手数料が安く済むという点がウリなのでしょう。
ちなみに、Line Payはチャージするタイプ、楽天Payはチャージしない(随時引き落とし)タイプみたいですね。
Google Payは全然違います。Google Payには独自の決済方法は見当たりません。EdyやSuica、nanacoのUIを1つのアプリにまとめただけです。でも、利用する価値はあります。Google Payを導入してからEdyやSuicaで決済すると、Google Payの抽選クジの対象となって、時々50円や100円がもらえるのです。結構当たります。私も計1000円ぐらいは返ってきています。外れても、Google Homeの抽選券が必ずもらえます。(^^;;
そして、kyash。正確には電子決済ではないのかな? QRコードではなく、仮想のVISAカードを提供しています。実際のVISAカードも発行しています。キャッシュバック率2%に釣られて、「じゃぁ、メインのクレカをkyashにしよう」なんて考える人も多いのではないでしょうか? でも、ダメです。
・定期的に引き落とされるような費用(電気代とか保険料とか)はキャッシュバック対象外。
・電子マネー(Edy, nanaco, Suicaなど)のチャージはキャッシュバック対象外。
・1ヶ月や1日に使える金額に上限がある。(だからSuica定期は買えない)
・モバイルSuicaのチャージ元として設定可能だが、オートチャージはできない。(VIEWカードのみ)
など、これだけシバリがあると、正直使える場面がありません。キャッシュバック率実質1.5%のP-oneでイイや。
ところで、某節約術なんて言って、電子決済やクレカを報じるWebサイトをよく見かけますが、ダメなところをちゃんとdisってるところをあまり見受けません。誤った印象を与えるサイトなら無いほうが好い。
某節約術で、手間ひまかけて1円10円得るよりも、より少ない手間で投資を学んで1万円10万円得ることを考える方が効率がイイですよ。