「個人にとって、お金って、燃料として必要だよなぁ…」と、ふっと思ったのでメモ。
持っているだけでは何の役にも立たないけど、必要なときに必要なだけ消費することで、活力が生まれる。そのための備蓄なんだと。
お年寄りの預金残高が大きいとか、所得が増えても家計に回らないとか、企業の内部留保が大きいとか、銀行から企業への融資が少ないとか、よく聞きますが、どれもデフレ的事象です。経済にとってお金は血液であり、これほど国債を発行し、増刷しても、流量が増えず、鬱血状態にある、ってことですよね。
近未来を快適に生活するVisionがないから、不安ばかりが募って、自己防衛を図ろうとしている、と。そして、それは世界的な傾向になるだろう、と。
人の生活・文明って来ることまで来ちゃっていて、あとは緩やかな衰退フェーズに入っていくのでしょうか？ これからの世代は、人類史で初めて、親世代よりも生活レベルが下がる、とか言われていますしね。 もう、宇宙移民とか、人類史をひっくり返すような出来事が無いと、暗雲が続いていくのでしょうかね。
