数年以上前からこうしたお話を結構耳にしますが、慣習を変化させるような効果的な活動は見たことがありません。「ポスターを貼ったり、ポケットティッシュを配ったり」では、多少の心境の変化は促せても、実際の行動に変化が起こるとは思えません。前の人が右側を空けていたら、私だって空けます。自分が右側に居て、後ろから人が歩いてきたら、自分も歩きます。当然の心理です。
ホントに慣習を変えたいなら、まどろっこしいことしてないで、より強制的な試みがあってもいいと思いますが…。ポスターやティッシュはお金の無駄です。
・(禁止派) 歩くことによってバランスを崩して転んだり、他人を転倒させたりするおそれがある
→そうかなぁ…。東京で10年通勤してるけど、危険な状況をほとんど見たことが無い。日本エレベーター協会の「2008~2009年の2年間で発生した事故は1200件」という数字も多いとは思えない。
・(禁止派) むしろ効率が悪い
→2列使えるところを1列しか使わない場合は、確かに非効率だ。
・(擁護派) 急いでいる人を救えない
→本人の責任だし、どうしても急ぐ人は階段を使え。
・(禁止派) 一人しか立てない幅にしちゃえばイイ
→2レーン化すると、コスト効率がヒドく下がっちゃうんじゃないかなぁ…
[元記事]
・エスカレーター、片側空け撲滅へ 鉄道各社「歩いちゃダメ」PR - withnews(ウィズニュース) [2015/07/21]