ここ数年のF1 Circus運営は、やや迷走している感が否めない。"突き抜けた最高峰"という印象を完全に無くし、トラクションにしろ、ダウンフォースにしろ、下位のカテゴリに近づけた結果、ドリフトが多発する等、その挙動は一般車に近くなった。"環境への配慮"、"実験室化(市場向け技術の取込)"を苦慮した結果なのだろうが、2000年台のマシンと比較すると(エンジン音とは無関係に)迫力不足だ。
混沌とした状況になると、私のような1ファンも含め、様々な立場から多様な意見・ウンチク提案が湧き出るものだ。Planet-F1の7提案に、意見してみようと思った。
> 1. マシンの重量制限を引き上げる。
=>反対。バラストを設置し、マシン性能を無駄に低下されるのは好みでない。
> 2. グリッドにマシンを26台並べる。
=>どちらでも構わない。むしろ大事なのは「賞金を公平に分配することで、新規参戦チームにインセンティブを与え」ることだ。
> 3. バックマーカーに対する青旗をやめる。
=>反対。確かに、現在の青旗は譲り過ぎに感じるが、先行者にラインを外させて足枷にするのもやり過ぎ。
> 4. セイフティ・カー先導周回は、ゼロ周とカウントするべき。
=>賛成。競争の機会を減らすべきではない。
> 5. レースの後半はチーム無線を禁止せよ
=>反対。そんな施策でドライバーが英雄視されるとは思えないし、レースの醍醐味の一つである知略・戦略が軽薄になるのは面白くない。
> 6. トップ10で予選を通過したマシンは、レースの最初の20％は（雨が降らない限り）新タイヤに交換してはならない。
=>反対。spectacleにしたければ、戦略面の自由度は可能な限り制限すべきでない。また、観客にとっても、非常に解りにくい。
> 7. Q1で8台のマシンを除外する。
=>反対。今のパワーバランスがたまたまQ1セッションを確定的にしているだけで、チームの力関係が変われば、こんなルールは無意味だ。
ほとんど、反対だったね(^^;;
[元記事]
・F1を改善するための7つの方法 : F1通信 [2014/08/11]
・FIA、特定の無線指示を禁止へ | FIA | F1ニュース | ESPN F1 [2014/09/10]
・財政的なアンバランスを指摘するマルヤ | Force India | F1ニュース | ESPN F1 [2014/09/25]
