極東ブログの郵政3事業民営化関連の記事(その1、その2、その3)を拝見していると、比較的健全な論調が多くて好感がもてます。
正直、私は政治にあまり詳しくなく、与野党、特に野党が日本をどうしたいのか理解できません。主張と行動の統一がとれている勢力が少なすぎます。
また、選挙の時だけ目の色を変える政治家も信用できません。
さらに言うなら、マスコミも多少おかしい。市民は「政治家同士の罵り合い」や「政治家の去就がどうなるか」を見たいわけじゃない。市民の興味・関心は「今回の選挙で決定される政策によって、今後の生活はどうなるのか。経済を中心に、今後の日本はどうなるのか。」ということだと思うんですけど、そうした議論は少ない。むしろ、そうした健全な議論は、ネットを中心とした市民の間(ミニコミ)でこそ活発ですよね。多少、品位には欠けても、議論すべき議題について話してると思います。
今回の選挙は、私は与党に投票するでしょう。それは、「郵政民営化した結果、どうなるかわからないけど、少なくても、与党の方が、施行される政策は割とはっきりしているし、何もしないよりは、何かしらの前進をもたらすような雰囲気がある政策を実行してみて欲しい」からだけですね。野党の選挙公約がもっとしっかりしていれば、そっちを選びますが…そうじゃないでしょ?
おそらく、私のように「なんとなく」投票する人がSilent Majorityだと思います。政治を深く理解し、真剣に討論できる人は、少数派ですよね。