う~ん、Pointはいくつかある。
1) QualifyでVerstappenがPoleを取れなかった
zoneに入ったときのSennaを思い起こさせるような気迫を感じるlapが、最終cornerでの壁との接触によりtimeにならなかった。結果、race startからBottasの後ろに留まらざるをえず、「Mercedesよりも早くtireを競争状態にできる」というmeritを活かせなかった。
2) Schumacherのtroubleで、VerstappenがMercedesの前に出た
当初、Safety Carが出て、MercedesがPit-inしてから、赤旗になった。結果、re-startのgridでは、tire条件も同等にVerstappenがMercedesの前になった。さらに、re-startしてみると、VerstappenとMercedesの間にEsteban Oconが入ってきた。このincidentは、明らかにVerstappenに有利に働いた。
3) Verstappen、re-startに失敗
でも、Verstappenはre-startに失敗した。Hamiltonに抜かれたけど、tune 2をshortcutして前に出た。それが、Oconに抜かれた原因にもなったから、Hamilton側には文句もあって当然。でも、接触がなかったのはひとえにHamiltonが自重したからと言える。Verstappen側は「Hamiltonが1車間残さなかったから」というだろうが、位置的にHamiltonが前だった。
で、また多重troubleが発生して、re-startになるときに、我々にとっては不明瞭な「取引」が放送されてしまったと。Verstappenが3rd gridに。まぁ、この件はこれでケリが付いた。
4) 2度目のre-startで、また、VerstappenがHamiltonの前に出た
今回は、Verstappenが素晴しいstartとline取り。Hamiltonの位置取りが甘かった。
でも、paceはトントンかHamiltonが速かった。
5) そして、疑惑の「Verstappenの減速による、Hamiltonとの接触」
視聴者には、Verstappenの減速が突然だったようにも思えたし、HamiltonがDRS計測lineを意識して"抜かなかった"んだとしたら、それでぶつかるのはイマイチだ。いずれにしろ、Championshipを争う2人にしては、F1の運営も込みで「迂闊」な出来事と言える。でも、そういう人間臭さも面白いのよね。
まぁ、retireすることがなかったのは流石なのだろうか。。。
6) front wingを損傷しても、勝ってしまうHamilton
Verstappenより、Mercedesの方がpaceが好かったし、どのみち5秒penaltyもあったし、結果的にはVerstappenに勝ち目はあまり無かった。
でも、そういう時に、キッチリ勝ってしまうHamiltonが本当に凄いのよ。最近、race中のHamiltonは、口ではいろいろ言いつつも、とにかく落ち着きがあって、自分だけでなく、周囲の状況をもcontrolできる境地に達している。race paceを維持しつつも、trouble回避能力がハンパ無い。そのbalanceが、歴代championを超え至高の域に達しているのではと思わせる。
上位2台だけのstoryでも、これだけ書くことになる。3位以下にもいろいろあったのに。何度もいうけど、regulationの安定が、こうした見てて楽しいRaceを産むと信じる。
[元記事]
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