子供のころ、機動戦士ガンダムが好きでした。２作目の映画は、劇場にも見に行きましたし、パンフも買いましたよ。
惹かれたのは、キャラがたっている個々の人間ドラマもさることながら、フィクションでありながら、リアル科学に即した未来予想図ですよね。スペース・コロニーとか、ラグランジュ・ポイントとか、そんな言葉たちは、このアニメで初めて聴いたんですよ。心躍りましたよね。
しかし、最近ちらっと拝見した富野由悠季氏の記事では、
移民という規模の大量輸送を可能にするためには、核融合炉ロケットという高性能の輸送手段を創出しなければできず（現実的には不可能だろう）
と述べられている。月や火星が地球にヒトが住めなくなったときの移民先にするといったアイデアを持ち出すのだろうが、それはSF以下なのだ。
地球上でヒトが延命できる方策だけを考えてほしい。
これはちょっとshockingでしたね。いや、「そんなこと言っちゃダメ」ってことは勿論なくて、どう考えが変わろうと、どんな発言をしようと、公共の利益に反しない限り自由なんですけど、「あなたがそれを言っちゃうのか…」って想いはどうしてもありますね。
Elon MuskやJeffrey Bezosが、まだまだ大真面目に実現に向けた活動をしているタイミングですしねぇ。
[元記事]
・富野由悠季が『G-レコ』に込めた最大の“企画テーマ”は… ユーチューバーとゲーム世代に“あえて”伝えたかった思いとは | 文春オンライン [2021/10/07]
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