元記事を読んで思うことは、「日本の政治関連の記事で、久々に"vision"って言葉を聴いたなぁ」ってことです。
田中角栄以降の日本の政治って、「課題が出てきてるから、やっつけよう」でしかなかった。景況操作にしろ、戦争協力にしろ、憲法論議もそうですよね。残りは政局、内輪のお遊びでしかない。だから、市民の興味が薄れて当然。支持する根拠が、個々の細かい政策の是非でしかないんだもの。政党や派閥として一貫した「国家論」なんて見えてこないんだから、政党や派閥に長期のファンが生まれない。短期的な利害関係でしかない。
青いと言われようが、実現性の多寡がどうであれ、「この国をどうしたい」ってplanを示して欲しいですよね。こんな混沌とした先の視えない時期だからこそ。その根底理念に則って、社会福祉はこうします、エネルギーはこうします、って語って欲しい。
元記事のような、そうした"可能性"を垣間見るだけでも、嬉しくなるし応援したくなりますね。意見が合わないとしても、そうした活動を疑いなく支持するでしょう。
[元記事]
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