というか、UbuntuのELFバイナリがそのまま、Windows 10上でも動作するようになるらしい。
「apt-getもできますよ」なんて聴くと、なんか漠然と、すごく有用で、未来への第一歩のように思えるが、実際どんな使い方をするのか、されるのかを想像しようとすると、あまり思いつかない。一部のCUI Geekのおもちゃになるだけではないか? Windows 10向けの機能ってことは、Windows Serverのbatファイル等では使えないんでしょうし。
開発運用を支援するスクリプトについて、LinuxでもWindowsでも同一コードで実現できる、ってくらい? それでも、ファイルシステムの違いとかいろいろ問題があるでしょうし。まぁ、そもそも、Enterprise分野だと端末のOSがWindows 10ではなく、Windows 7のところが多いっていう、今々の事情も普及を阻害するわけですが…。
しばらくは、「なんか面白そう」だけで終わってしまいそうですね。
[元記事]
・Windows 10がBashに公式ネイティブ対応。マイクロソフトとカノニカルが協力、Ubuntu Linuxのコマンドラインツールがそのまま動作 - Engadget Japanese [2016/03/31]
・「Windows 10」でUbuntuのBashがネイティブ動作可能に - CNET Japan [2016/03/31]
・「Windows 10」で動作するUbuntuのBashシェル–その実現方法 - ZDNet Japan [2016/06/15]