私たちが行う日々の活動は、ざっくり言って「生産(的)活動」か「消費(的)活動」に分類できると考える。「サービスを提供する」のが生産活動なら、「サービスを利用する」のが消費活動となる。もちろん、ほとんどの活動は、観方によって、両方の意味合いをもつだろう。「サービスを利用して、新たな情報を生み出す」とかね。でもまぁ、観方を固定すれば大別できる。
で、自分の生活は、生産的な活動が多いのか、消費的な活動が多いのか、ちょっと気になった。
就業時間中は生産的だろうか? 新たな情報やシステムを生み出しているとは思うが…。
帰宅後は消費的だな。 買い物をして、ネットブラウズし、録画されたTV番組を観て、ラノベを読んだり、TVゲームに興じる、等々。
生産活動に多くの喜びを見出す人は尊敬され、消費活動に多くの喜びを見出す人は享楽的と罵られるんだろうな…。
で、最近は、後者に近いんじゃないの?私…。いや、それが悪いことだとは思っていないけど。
文明が高度化するにつれ、生産的活動よりも、消費的活動に価値がスイッチしていく気がしない? ニートってそういうことかな?
あらゆるモノゴトが複雑になっているから、モノづくりの喜びを直接感じるってのが難しくなってる、その機会が減ってる、ってこともあるか?
人口動態も市場もそうだけど、なんだかいろんなところで「飽和」を感じちゃって。ハングリー精神なんて言葉とは真逆の精神状態で、「豊かさ」に埋没しちゃってるよなぁ…。