去年のHONDAに続いて、TOYOTAもF1からの撤退を発表。Renaultも撤退を検討中なので、2010年のEngine Supplyerは、FerrariとMercedes(とCosworth)だけになるかもしれない。
HONDA、NISSAN、Ford、Daimlerが黒字に転じ、TOYOTAだけが赤字を続ける状況で、500億円の広告費は説明できなかったと。結論として、TOYOTAのF1参入が成功だったか失敗だったかというと、1度も勝てなかったんだよなぁ~。第3期のHONDAはそれでも勝ったし。
Bridgestoneも2010年限りの撤退を発表している。もし、引継メーカーが見つかったなら、今年限りでの撤退もあったかもしれない。
また、日本では、TV放映すら無くなるかもしれない。2010年の放映について、フジTVとFOM(Formula-One Management)の調整がまだ終っていないそうだ。
寂しいね。ひたすら寂しい。。。けど、そういうもんかな。。。
石油燃料をガンガン燃焼するレシプロエンジンを使ったレースは旧態視されつつあることは間違いない。かつて、市場に対して技術的に先行していたモータースポーツは、今や、実験室としての投資メリットも提供できないどころか、市場が先行しているHVやEV技術を取り込むことさえ、二の足を踏んでいる。
FIA新会長となったJean Todtには大ナタを奮ってもらいたいね。それだけの権限をあげて、希望をもらいたい。モータースポーツを「古典芸能」としてただ存続させるより、形を変えて、経済や市場と連動した「活きた興行」としての活路を見出してもらいたい。
インドのコンストラクター、ドバイやシンガポール、中国のサーキット、韓国のタイヤメーカーなんかには勢いとお金があるのだから、上手にマネージメントできれば、面白いことができそうな気はするんだけどねぇ。