Windows XPのC:\Windows\Tempフォルダ内に、無数のPerflib_Perfdata_*.datファイル(*はランダムHex)が生成されているのが、時々気になります。
まず、これらのファイルは何?ってことですが、ファイル名から推測して、パフォーマンスモニタ、システムモニタが容疑者として挙げられます。C:\WINDOWS\system32\perfmon.exe を起動して、一通りの設定を診てもそれらしい設定は無し。ヘルプを”Perflib”で検索すると、「HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Perflib\Configuration Flags」というキーが見つかりますが、これが何のことだか… (^^;;
また、Windows 2000では同名のファイルがsystem32以下に作成されていたようですが、ファイルが作成されること自体は正常で、削除されていないことに問題があるように書かれています。正常にシャットダウンできなかった場合にファイルが残ってしまうとも…。
ファイルの中身をバイナリエディタで確認すると、ほとんどnull(00)で、一部にいくつかのWindowsサービス名(?)が記されていますね。
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VMware Authorization Serviceをとめると、Perflib_Perfdata_*.datファイルができなくなったという報告もあります。
まとめると、「OSシャットダウン時に、Windowsサービスが正常に終了していないのではないか」と診ています。であれば、「ログインスクリプトで、Perflib_Perfdata_*.datファイルを削除する」という対応よりも、「シャットダウンスクリプトで、Perflib_Perfdata_*.datに報告されたWindowsサービスを確実に終了させる」という対応の方がいいかなぁ…。うまくいくかどうかわかりませんが、Apacheの例もありますし、やってみましょう。