physical machineからVMwareのvirtual machineイメージを作れてしまう無償ソフト VMware Converter 3.0.1 (Starter Edition) を試してみました。
注意点は2つほど
- 元となるWindows OSでは管理共有ADMIN$ が有効になっている必要がある。管理共有を無効にしている場合は、C:\Windows を ADMIN$という名前で共有設定するだけでヨロシ
- イメージ作成時にVMのコンフィグをしたい場合には、sysprepが使える。(が、私はうまく使えなかった…)でも、仮想化して最初の起動時には、新規H/Wの認識とドライバインストールがいろいろ行われるので、事前にコンフィグしたからって、人の手が不要になるわけではなかろう
Windows XPのVolume License版は、2機種試してどちらも正常に仮想化、起動ができました。すごいです。
しかし、VAIO VGN-S92PSYにプリインストールされたOEM版Windowsでは、仮想化はできたものの、ライセンス認証関連の問題で起動できませんでした。「ログオンする前にライセンス認証の手続きを行う必要があります。今すぐ行いますか?」のダイアログに「はい(Y)」と答えると、「ライセンス認証の手続きは既に行われています」という画面に遷移し→OS再起動、という無限ループを繰り返すだけです。セーフモードで起動して、oobeinfo.iniを編集してみたり、wpa.dblファイルを削除してみたりしましたが、ダメでした。
とりあえず、このツールを使って、VMwareイメージをバックアップ用に用意しておき、差分データを日々保存しておけば、もしものときの一時的な代替サーバは素早く起動させられそうですね。
ここまでくると、VMイメージ → 物理PC な変換ソフトも無償になりませんかね (^^;;