アシストでは、通常業務用パソコン約700台からMicrosoft Officeを削除し、OpenOffice.orgへ移行したそうです。
課題と解法は以下。
- 社外とのデータ交換の問題。レイアウトの崩れなどが発生する。
PDFファイルで提出できるものはPDFファイルとして提出する,Microsoft Office Viewerでレイアウトを確認する - 既存業務との連携。Microsoft Accessを使う業務システムがあった。
Microsoft Access本体ではなく,無償のAccessランタイム版を使用することとした。 - Excelマクロ。
2007年4月中をメドに移植する予定。
記事の文章にもあるように、「顧客へのIT化支援メニューにOSSを取り入れる前段階として、自社内導入して理解を深める」という目的が、導入障壁を乗り越えるモチベーションになっているのでしょうね。もちろん、コストダウンもあるでしょうけど。
逆に、そうした目的にメリットを見出せないうちは、OOoの普及はなかなか難しいということではないかと。 …弊社もね(^^;;