ITProより。
「OSS導入実証」と銘打ってあるものの、その実はLinuxに関する話がほとんどですね。
課題は、
- 既存のプリンタやスキャナーで,Linux用ドライバ・ソフトがないため使用できないものがあった
- 児童向けのホームページ作成ソフトや動画編集ソフトがない
- コンパクト・フラッシュからの起動はハードディスクからに比べて遅い
- プレゼンテーションを作成するにあたって日本語フォントの種類がWindowsに比べ少ない
- 地域のITベンダーが教育現場でのオープンソース・ソフトウエア活用のサポートを継続的に行うことができるビジネス・モデルの確立
- 教員のITリテラシーの向上
ですか…。どれも切実にうなづけるものばかりだ。果たして、これだけを聞いても、Windowsを廃してLinuxを導入するメリットがあるのか疑問だ。Windowsの動作にストレスを感じるような中古PCのリサイクルの為に、必要以上のコストと不便さを強いられるんじゃないかな?XPやVISTA Home Basicを使った方が、児童にとって創造的なことができるんじゃないかと、思わなくは無い。