最近、IT業界の非常識さをアピールする記事を何件か拝見したのでメモ。
当然、こうした話は今に始まる話ではない。なんで、今頃? たまたま、重なっただけかな?
[ ITの常識は世間の非常識 ]
・予算を投じたのに期限までに完成しない。
・出来上がってきたものが当初計画と違う。
・直そうとするとさらに金がかかる。
などということは、例えば製造業ではありえない。仮にユーザー企業のRFPが悪いとしても、ベンダーはプロ意識をもってそれを是正すべき。[ 「IT産業の非常識」を語った日本ユニシス社長 ]
・顧客とIT企業が物事を曖昧にしたまま仕事を進めてしまう商慣習
・それが元で、手戻りによるSEの激務、プロダクトの品質低下、利益率低下、優秀な人材不足、等々…
エンジニアの視点からは、「早く退社する人を白眼視する風潮もあって、日常的に残業するから、家族で夕食を囲めなくなったり、セックスの回数も少なくなるんだよ」なんてこともある。世情にも影響してるんじゃないかってことね。 モラルの低下を自覚しつつも、改善するだけのモチベーションが生まれない、とか。いろいろありますわね。