Beep音を消したいときの設定集です。 

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** Shell(readline)の静音化
* Linux [#rcb80d93]

** Shell(readline)の静音化 [#abc309f9]
 CUIログインした状態で、変なキーを押したりするとbeepが鳴ります。何でこんな機能があるのかというと、readlineというライブラリのおかげです。beepを止めるにはreadlineの設定ファイルをいじくります。

 設定ファイルは環境変数INPUTRCに設定されているファイルで行います。
-Red Hat Linux : INPUTRCに /etc/inputrc が指定されている。
-Turbo Linux W8 : INPUTRC設定無し。$HOME/の .inputrc が指定される。
それらのファイルに次の一行を追加します。 

 set bell-style visible
--audible - beepを鳴らす
--none - beepは鳴らない
--visible - beepを鳴らす代わりに画面を点滅させる。

** viの静音化
** viの静音化 [#l07871de]
 実は最近のディストリビューション収録のviは標準でbeepは鳴りません。~/.exrcとかexrcとかを眺めてみてこんな部分があれば気をつけてあげてください。 

 set errorbells - エラーの時beepを鳴らす
 set noerrorbells - beepを鳴らす代わりに、エラーメッセージを強調表示する

** lessの静音化
** lessの静音化 [#a8b275a6]
 qオプションでOKです。 

 $ less -q 

** ターミナルの静音化
** ターミナルの静音化 [#t7eaf8fc]
 rxvt, kterm,aterm, etermなどなど様々なX端末が利用できるようになっていますが、基本的なオプションはすべて先祖であるXtermのものを使えます。 

 -vb : Visual Bellを有効にする。Ctrl-Gが入力されたとき、ブザーを鳴らす代わりに画面を点滅させる。
 +vb : Visual Bellを無効化。Ctrl-Gが入力されたとき、ブザーを鳴らす。

** Xemacs, Emacsの静音化
** Xemacs, Emacsの静音化 [#m09b256d]
 visible-bell という変数を.emacsなり.emacs.elなり、直接M-x set-variableでtにすればVisualBellが有効になります。 

.emacsでの記述例
 (setq visible-bell t);; Visual Bell有効(エラー時画面反転)
 (setq visible-bell nil);; Visual Bell無効(エラー時ブザー音)

** emacs or xemacs上でのその場限りの変数設定例
** emacs or xemacs上でのその場限りの変数設定例 [#fbb4d207]
M-x set-variableコマンド→「visible-bell」と入力→「t」と入力。これでVisual Bell有効。「nil」と入力すればVisual Bell無効。


* Windows [#p10192ee]
 Windows 2000以降の OS であれば、Beep サービスを停止することで Beep音を止めることができます。

** Beep音を停止し、次回起動時に起動時から鳴らないようにする [#s8b21e9c]
+スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」を選択し、「compmgmt.msc」と入力して「コンピュータの管理」を起動します。
+次に「デバイスマネージャ」をクリックします。メニューの「表示」-「非表示のデバイスの表示」を選択します。
+「プラグ アンド プレイではないドライバ」にある「Beep」をダブルクリックします。
+「Beepのプロパティ」が表示されたら、「現在の状態」にある「停止」ボタンを押します。
+「スタートアップ」の「種類」も「無効」を選択してOKボタンを押してください。

** Beep音を一時的に停止したい場合 [#a3db9136]
-コマンドプロンプトで「net stop beep」と入力して下さい。
-逆に、再開したい場合には「net start beep」と入力してください。


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