Cocoonは、XMLデータを基に様々なフォーマットでの出力を可能にするJ2EE Webアプリケーションです。結構歴史あるアプリケーションで、うまく使えば非常に有効だと思うのですが、実際どれほど使われているのかはわかりません。とりあえず、インストール メモをまとめました。
現時点での注意事項
- 最新バージョンは2.1.4で、このバージョンのsource distributionが公開されています。Antが内包されていて、BUILDは簡単です。これを使いましょう。
- JDK1.4.2_04 + Tomcat5.0.24 で動作を確認しました。
- バイナリが公開されているバージョンは、2.0.4です。しかし、このバージョンでは、内部で利用するXalanのバージョンの関係で …
- Tomcat5で正常に動作しません。
- JDK1.4.2_04では動作しません。
- JDK1.4.0 + Tomcat4では正常に動作します。
インストール
- 環境変数JAVA_HOME、PATH、CLASSPATHの設定
- cocoon-2.1.4-src.zip を解凍。どこでもいいです。
- (任意) 以下のコマンドで、ビルドオプションを確認できます。
>build.bat -projecthelp
- warファイルを作成する。
> build.bat war
- 10分ぐらい待つ。結構な数の警告が表示されるかもしれません。(^^;;
- cocoon.war が生成されたら、Tomcatの %CATALINA_HOME%\webapps へコピーする。
- Tomcat起動。HypersonicSQL DB1.7.1の環境生成と起動にちょっと時間がかかります。
- http://localhost:8080/cocoon/ へブラウザアクセス
出力できるフォーマットが多いですね~(^^)