C＃/Windowsサービス

　VisualStudio.NET2003では、簡単にWindowsサービスを作成することが出来ます。

Windowsサービスプロジェクトの作成

• 「新規作成」「プロジェクト」から「Windows サービス」を選択すると、System.ServiceProcess.ServiceBaseを継承したスケルトンクラスが生成されます。
• OnStart(),OnStop(),OnShutDown()などのメソッドに、C#コードを記述できます。

インストーラの作成

　WindowsサービスをOSに組み込むには、コマンドラインツール(regsvr32)で登録してもいいのですが、VS.NETを使っているならインストーラを作っちゃう方が簡単です。

• デザイナビューでプロパティWindow下部に、「インストーラの追加(I)」をクリックすると、ProjectInstaller.csが作成されます。
• ProjectInstallerクラスには、serviceProcessInstaller1とserviceInstaller1がフィールドとして含まれています。
• ServiceProcessInstallerには、サービス実行アカウントの設定なんかをさせればよいかと

  this.serviceProcessInstaller1.Account = System.ServiceProcess.ServiceAccount.LocalSystem;

• ServiceInstallerには、サービスのプロパティなんかを設定すればよいかと

  this.serviceInstaller1.ServiceName = "TestWindowsService";
  this.serviceInstaller1.StartType = System.ServiceProcess.ServiceStartMode.Automatic;
  this.serviceInstaller1.DisplayName = "Test Service";

  
• このインストーラクラスの動作を有効にするには、このWindowsサービス用のセットアッププロジェクトを作成して、全てのカスタム動作にプライマリ出力を登録すればOK。

　実装サンプル：

DynamicDNS更新Windowsサービス

　関連：

Visual Studio Installer